ネジ穴の広がりを防ぐ方法

ヘッドを何回も取り外しているうちに、ネジ穴がどんどん広がって困ったことはありませんか?
実はその問題、ネジを変えることで解決できたりします。

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1.ネジの種類

まずは以下の写真を見てください。
2種類のネジの違いが分かるかと思います。

左がECDのキットに入ってたり、QBで売ってたりするネジです。
ネジの先端の形からドリルネジ(ピアスビス)等と呼ばれています。

右がStingkingのキットに入っていた(現在は入っていない)ネジです。
一般的なタッピングネジ1種に分類されます。

2.ドリルネジの特徴

【メリット】
・ネジを外しやすい
ドリルのおかげで、付けたあともシャフトを削りながら外すことが出来ます。
ある意味力技ですが、外す際のストレスは少ないです。

【デメリット】
・付け外しの度に穴が広がる
ドリルなのでどうしても、毎度シャフトやヘッドの穴を削ってしまいます。
なのでネジ穴の拡大を防げません。強いて言うのであれば、ヘッドを編み変えるとき意外ヘッドを外さないくらいの覚悟があれば、そこまで広がることはないかと思います。
しかしながら現実的にそれは難しいと考えてます。

3.タッピングネジ1種の特徴

【メリット】
・付けやすい
・ネジ穴が広がらない
まずドリルのように先端が大きくないので、付けるときにストレスなく入っていきます。但し、必要な大きさのネジ穴がなければ入らないので、その点は注意です。
ただやはり、ネジ穴がそれ以上に広がないというのは最大のメリットかと思います。

【デメリット】
・錆びると外しにくくなる
・ネジ穴とのサイズが合わないと機能しない
・シャフトとヘッドに隙間があると機能しない

メリットだけに目を向けると、最強なように思えますが、上記のデメリットもあります。
かつて錆びてネジが外れなくなったときは、電動のドライバーで何とか外しました。
タッピングネジは他の条件が全て整った時に初めて機能します。
ですので、シャフトとヘッドのがたつきで困っている方は、こちらの記事を参考にしてみてください。

4.タッピングネジの購入方法

かつてはStringkingのキットに入っていましたが、現在では入っていません。
しかしながら普通に東急ハンズ等で買うことが出来ます!
自分は以下なべタッピング(3.5×16)のものを100円程度で購入しました。
※最も細くてこのサイズなので、穴にあわせて太いネジに変えてみるといいともいます。

Stringkingのネジと比較しても、なべの大きさは違うものの、ネジ自体の形は非常に近いことが分かります。最近はこれをメインに使っていますが、ネジ穴が広がっていなければ十分に機能します。

5.どちらがオススメか

ECDやQBがわざわざドリルネジを販売しているのには、外れなくなるリスクを避けるためという目的があるのだと思います。
けれどもシャフトのことを考えたらネジ穴が広がらないタッピングネジのほうがベターだと考えています。
もちろん上述したように、シャフトとヘッドががたつかないようにした上での話しなので、その辺のケアは十分に注意してください。

※タッピングネジを使用する際はリスクを理解した上でお願いします。

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