エンドの部分を自分で作る場合どうすればよいのかという質問をたまにもらうので、紹介したいと思います。
結論としては、テーピングでぐるぐる巻くが回答となります。
以下の完成バージョンをイメージして見ていきましょう。
1.用意するもの
①テーピング
何でも良いという訳ではなく、使用する際に耐えられる強度のものでなくてはなりません。オススメは以下のテーピングです。
ちなみに、Stringkingのテーピングは柔らかすぎて、ドーナツには不向きですので、注意しましょう。
また、ジョンソン&ジョンソンのテーピングは白しかありませんので、もし仮に黒のテーピングでドーナツを作りたいといった場合は、以下のMLLのテーピングがオススメです。2枚目の画像のように、最初からドーナツ用の幅でカットされているのも魅力です。
※日本では売ってませんが、アメリカのAmazonで買えます。
②Stringking エンドプラグ
これはなくても良いのですが、ドーナツを作る際に、クロスの端がさらけ出したままだと危ないので、個人的にはエンドプラグを付けておくことをオススメします。
Stringking以外だとWarriorやSTXでも売っています。
2.作り方
手順は主に以下の流れです。
①エンドプラグを差し込む(お好み)
②テーピングを力強く巻いていく(※)
※ドーナツは好みの幅で作るのが良いですが、0.5 ㎝ ~1 ㎝ くらいの幅だと作りやすいと思っています。
③適度な大きさになったら、底をふさぐ
④再度テーピングを薄く巻く
⑤切り端をライターで炙り、剥がれにくくする
好みに応じて変幻自在というメリットもある一方で、重くなったり、崩れたら巻きなおさなければならないというデメリットもあります。
デメリットを受容できない人は、市販の嵌め込み式エンドキャップ(※)を使用するのがいいと思います。
※Warrior、STX、Gaitなど
実際の作る工程は動画を見た方が分かりやすいかと思うので、以下を参考にしてください。
3.使用例
①Paul Rabil
オーソドックスなドーナツであり、個人的にはこのくらいの大きさが好きです。
②Lyle Thompson
レイビルと比べると大き目な印象を受けます。片手で扱うことが多いため、このようなサイズになっているのではないでしょうか。
③Rob Pannell
bottomよりも1㎝程度高めにエンドを作っているのが特徴的です。そのままだと長すぎるので、短く扱いたいという人にオススメです。