1.kとは
kとはknotとのことです。なのでkのは入っているパターンは結び目を作るという意味です。
・ksi(knotted special interlock)
・kssi(knotted stacked special interlock)
・1k(1 knot)
・2k(2 knot)
2.メリット
・固定できる
・緩みにくい
上記メリットはパターンが決まっている場合には非常に有効です。
通常のsiだと使用に伴い緩んできてしまうので、定期的なメンテナンスが必要になります。
3.デメリット
・編み直しの際に面倒くさい
・ksi、kssiに使うとチャンネルが若干太くなる(knotの分)
上記のデメリットは確かにあります。
1つ目のデメリットは次の項で説明する手順に沿えば解消できるかと思います。
4.kを使うまでの手順
①kを使用せずに編んでみる
②試し投げしてみて使用感を確かめる
③問題なかったらkを使って編みなおす
パターンが問題ないことを確認してから使用するようにすれば、編み直す手間が発生しないので、おススメです。
5.完成形
1k(上から)
![](https://kewastrings.com/wp-content/uploads/2020/01/IMG_20200113_215421-1191x670-1-1024x576.jpg)
2k(下から)
![](https://kewastrings.com/wp-content/uploads/2020/01/IMG_20200113_215310-960x539-1.jpg)
ksi
![](https://kewastrings.com/wp-content/uploads/2020/01/IMG_20200118_220156-1029x579-1-1024x576.jpg)
kssi
![](https://kewastrings.com/wp-content/uploads/2020/01/IMG_20200113_215402-1094x615-1-1024x576.jpg)
6.編み方
編み方についてはkを使わない編み方を理解していればできると思うので、まずはそれぞれは解説記事を参照してみてください
1の編み方
2の編み方
siの編み方
ssiの編み方
今回はとりあえず1例としてksiの編み方の手順を載せておきます。
①ダイヤモンドにサイドレースを通す(裏→表)
![](https://kewastrings.com/wp-content/uploads/2020/01/IMG_20200118_222811.jpg)
②サイドホールにサイドレースを通す
![](https://kewastrings.com/wp-content/uploads/2020/01/IMG_20200118_222826.jpg)
③②で作ったサイドレースの輪にサイドレースを通す
![](https://kewastrings.com/wp-content/uploads/2020/01/IMG_20200118_222836.jpg)
④サイドホールを軸にし、 サイドレースを結ぶ(このままだと1k)
![](https://kewastrings.com/wp-content/uploads/2020/01/IMG_20200118_222847.jpg)
⑤ダイヤモンドにサイドレースを通す(表→裏)
![](https://kewastrings.com/wp-content/uploads/2020/01/IMG_20200118_222908.jpg)
⑥サイドレースをボトムの方向に強く引く(完成)
![](https://kewastrings.com/wp-content/uploads/2020/01/IMG_20200118_222918.jpg)
7.終わりに
いかがだったでしょうか。
kを使用するのは確かに手間ですが、編んだ時の状態が長く続くので、
ぜひ特徴を理解した上で使用するようにしてみてください!