Kewadropped Topstringの編み方

Dropped Topstringについての記事で紹介した編み方のうち、 今回はKewadropped Topstringを解説していきます。

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1.完成形

2.メリット

・強弱が自由自在
・トップに当たる投げ感が得られる

・サイドを強く張るのにも向いている
・見た目がオシャレ

・バランスよく編みやすい

3.デメリット

・若干難易度が高い
・中央以外のサイドレースを通しているダイヤモンドが切れる場合がある
※使用期間次第

4.特徴

この編み方はイラコイ編みとSidewall Jedi Topstringを掛け合わせたもので、すべてのダイヤモンドがキレイに重なって見えるのが特徴です。
サイドを張るとSidewallJedi Topstring中央は表向きに、左右イラコイ編みはダイヤモンドは後ろ向きに力が加わりやすいとう特性を生かしてバランスの均衡を保っています。
知識のある編み師ならすべてのダイヤモンドをSidewall Jedi Topstringでいいのではないかと思う人もいるかもしれませんが、やってみると微妙にダイヤモンドの重なり具合が変わってきます。
また強弱が自由なためキャッチしやすく投げ感を増すために緩めに編むのにも適しています。

5.編み方

①10Dの最初の段を左右ともに固定する

②9Dの1つ目のダイヤモンドを固定する

③織り目の10D段2つ目のダイヤモンドからサイドレースを通す

④1つ目のトップホールでカウ・ヒッチ(ひばり結び)する

⑤折り目の10D段3つ目のダイヤモンドから9D段3つ目のダイヤモンドにサイドレースを通し、3つ目のトップホールでカウ・ヒッチする。

⑥9D段5つ目のダイヤモンドの正面から折り目の10D段5つ目のダイヤモンドにサイドレースを通す
※詳しくはSidewall Jedi Topstringの記事

⑦折り目の10D段6つ目のダイヤモンドから9D段5つ目のダイヤモンドの正面にサイドレースを通す

⑧4つ目のトップホールでカウ・ヒッチする

⑨9D段7番目のダイヤモンドの正面から折り目の10D段8番目ダイヤモンドにサイドレースを通し、カウ・ヒッチをする
※左右対称を意識

⑩折り目の10D段9つ目のダイヤモンドから9D段9つ目のダイヤモンドにサイドレースを通し、サイドホールで結んだら完成
※このままだと完成したようには見えない

裏から見るとこんな感じ

⑪サイドを張ると、本当の完成形になる

裏から見ると、中央のSidewall Jedi Topstringが機能していることが分かる

6.使用例

7.終わりに

いかがだったでしょうか。
あくまで色んなリクエストに対応できるため、個人的にこの編み方は気に入っています。
もし興味があればぜひ一度試してみてください!

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